(月) 00:00 日記
ほんますんません。偉そうなタイトルで。や、要は自分が興味を持って踏み出せば、
自分が知らなかった世界の一端を知り、そこには狭い見識では想像もつかない
楽しいこともあるんだなあって再認識したもので。
十角館の殺人<綾辻行人>おもしれぇ。あー、これ読むと「自虐」の話が
浅いって思いますね。上手く言えないんですけど、「人間の脳ってこれだけのものを
作れるんだ、それなら自分はどんなものを作れるのかな」なんてかえるの足に電圧
かけたキチガイ博士気分になりつつ、エンジンかけられちゃいましたよ。
最近、去年のヒット作と言われる漫画版「鋼の錬金術師」1・2巻と小説「イリヤの空
UFOの夏」を読んで、前者がなぜそんなにウケタのかさっぱりわからず
カミヤドリ<三部 けい>の方が面白いじゃん・・・なんて首を傾げたり、
後者を読んでそんなに訴えかけるような事とか、取り立てて面白い事とかあるかぁ!?
なんて思ってて。ああ、何が面白いか分からないから、面白い物が作れないんだなあ
って落ち込み気味だったんですけど。ミステリ面白っ。
DeathNote<小畑健・大場つぐみ>を読んだ時、これは漫画界の突然変異では
なく、これだけ面白い物を作れる土壌───バックグラウンドが絶対あってそれは
きっと小説界だとは思っていたのですが、なんだか綾辻先生に(はっ、エステ・
シンデレラの元ネタ!?)そうだよ、って教えられた気がします。

原作は大事ですねー。小畑健、山口譲司が進める「原作付き」は、高度な面白さを
漫画に与える方法論みたいですね。映画が監督、小道具、大道具、照明、脚本と
それぞれのプロが集まって大作を作るように、絵が上手い人と原作が上手い人が
タッグを組む。そして喧嘩ボンバー。ちなみに味いちもんめ<倉田よしみ>
も原作付きだそうで。へー。
コンシューマゲームと同じように、大型作品と小粒でピリリと辛い作品の二極化が
進むのかしらね。それでもマンガ雑誌や単行本という土俵と値段が変わらないのは
面白いかも。
でも、サイボーグじいちゃんGみたいな物凄い画力を力いっぱい無駄遣いする
ギャグとか、その気にさせてよ舞MYマイみたいな苦笑いを誘うギャグと
エロイ絵と急に仏教思想に傾倒する展開、みたいな「その人らしさ」が失われるのは
やだなーなんて思います。あ、おしとね天繕があるか。