(土) 00:00 同人
……それはさておき。
来年大阪で皇国の守護者のオンリー即売会があるらしい。
行きたいわん。なんなら小説書いてサークル参加したい。
でも、腐女子のお姉さまに喜んでもらえるような、眼鏡に適うような話が書けないなぁ。
よしながふみ「西洋洋菓子~」「大奥」や竹宮惠子「風と木の詩」とか好きだけど。
……そうだなぁ。ユーリア姫の完璧さに拗ねちゃった冴香さんが殺意を抱いて寝込みを襲ったのに、
心臓が止まるほど美しい寝顔を見たら好意も入り交じってきて……がばっびりびりきゃー(自主規制)
って話ならアダルト書けそう!(*゜∀゜)=3

ちなみに原作を漫画化した伊藤悠氏は腐の人らしい。うむ。皇国を描くに相応しい人材だ。
とりあえず手塚治虫文化賞ノミネートめでたや~。連載もほどほどに頑張ってください。


ジーキル博士とハイド氏の怪事件<Stevenson Robert Louis>
青空文庫で公開中
以下ネタバレ注意。

精神と肉体を変化させる怪しげな薬が登場するが、それは上っ面に過ぎない。
それは人間とその心を描くための手段に過ぎなかった。
「つまらない犯罪をするために変身薬を飲んだ男の話」ではない。
もっと切実な動機。
「鏡の中にその醜い姿を眺めた時、私はなんの嫌悪も感じないで、むしろ跳び上るような歓びを感じた。
これもまた私自身なのだ。それは自然で人間らしく思われた。
私の眼には、それは、私がこれまで自分の顔と言い慣れてきたあの不完全などっちともつかぬ顔よりも、
一そう生き生きした心の映像を示していたし、一そうはっきりして単純であるように見えた」

善のジーキル博士と悪のハイド氏という単純な話ではなかった。
善悪が混在した者と、純粋な悪の者との対比。
シンプルで純粋なモノへの憧憬。
ハイドが若く小柄なことにさえ理由があった。(だから、後世の作品がハイド氏への
オマージュキャラを超人ハルクのように描くのは本来間違い)
ジーキル博士はハイド氏をうとましく思い、かつ愛していた。
望み通り二者に分裂したのにハイド氏への想いが二重化してしまっているのが面白い。
この小説はもとより、人間の心という物が。
人の心を描くのが文学だとするなら──なるほどこれは、文学だ。
敬意を表して幻想怪奇文学と呼びたい。
あの薬は酒をモチーフにしているのかも知れないなぁ。


関連記事
【図書館列車書庫】
昨日思い出したこと。そろそろ年間大賞を
先週気づいたこと。マジックスパイスが出店したなぁ
TrackBackURL
→http://ugainovel.blog112.fc2.com/tb.php/15-81eeb5e4