(木) 22:25 日記
空中で指を掻き鳴らすと音が出るTシャツや、ネックの部分だけの玩具がある。
でもそれはなんか違うと思うな。勝手な想像で、すげぇ爆音とイカした音を脳内に響かせる事こそ、エアギターの醍醐味なんだ。
百人一首の小野小町などのイラストはたいてい、後ろを向いている。美人の定義が人それぞれだから、「美人」という「意味」を表現するために敢えて描かないのだ。
同じように、「エアギターの音は鳴ってはいけない」と思う。BGMはアリかな。

ちょっと小説に近い。小説は文字の羅列なのに美人さんとの会話を楽しんだり、分からず屋の鼻っ柱をぶっ飛ばしたり、見た事無い広々とした草原に吹き抜ける一陣の風を感じたり出来る。

現実世界は効率を求めて最適化し、食うに困らなくなり、夢を叶えてしまうと案外つまらなかったりする。
どんな現実の美女より、想像上の女に適わないことも多い。
脳から出さず脳内で楽しむというエアギターは、現実に摩耗しないのだ。
観覧者を笑顔にする(苦笑かも知れないが、)というおまけ付きで。
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