(日) 22:22 感想
『岸辺露伴は動かない』と、岩代俊明さんの新連載を読むためにWJとJSQを買う。数年ぶりにジャンプを買った。
JSQ2。
『岸辺露伴…』
はまぁまぁかな。このシリーズはちょっと結論付近が暴走気味で説得力が無いんだよなぁ。読者置いてけぼりというか。奇想天外なのでその辺を楽しむ漫画かなと。
『屍鬼』<藤崎竜>
さんは相変わらず絵で魅せてくれるなぁと。
『テガミバチ』<浅田弘幸>
さんもめちゃめちゃ絵が上手いけど、ちょっと好みがあわないかな。いい悪いじゃなくて。
『紅』<山本ヤマト>
さんがベタ上手いね。ノリはガンガン漫画ぽい感じ。
『まつりスペシャル』<神尾葉子>
面白い。少女のための少年漫画というか。腐女子向けだけじゃなくてこういうのもあるといいねぇ。男子も読めるのがいい感じ。
『罪花罰』<三上骨丸>
腐女子向けギャグマンガというかw 岡田あーみん……いや、『学園革命伝ミツルギ』を『ピューと吹くジャガー』なみの脱力で描いてみました、というかw
『パト犬』<片倉M政憲>
さんは相変わらず上手いなぁ。正しいコロコロ漫画だ。狂言回しのお姉さんのそこはかとないエロさ・魅力も含めてなっ。

WJ1。
『PSYREN』<岩代俊明>
岩代氏は相変わらずキャラに不思議な魅力あるなぁ。線に勢いがあって若い。汚い線が荒削りで魅力にさえ見える。ストーリーは今後の展開次第だけど、ちょっと能力者バトル系臭さがあってお腹いっぱいの予感が。もしくは福本伸行の零っぽい話? サイレンというテーマパークでの話とかかな。
『SKET DANCE』<篠原健太>
今回の収穫だった。笑ったー。個人的ストライクな藤子ネタとか差し引いてもすげぇ面白い。単行本買うほど。一巻から既にかなりの安定感だった。絵も安定して上手いし、キャラがいちいち魅力的だ。
自分の作風掴んだかな? と思えたのは単行本最後の七話から。最初から読むと次第に作風が固まっていく成長が伺え、そこがまた面白い。
今のWJなら唯一単行本買うなぁ。

結論。WJは買わないけど、JSQなら買い続けてもいいかな。


あ、あと「ヤンデレブームがくそ食らえ」発言について補足。
一つ一つの作品には罪がないんだけど、安易に猟奇描写が商品化されたブーム、変に持ち上げてる状況がイヤだって事なのであしからず。ヤンデレが、とは言ってない。
でももし火付け役の猫丸堂さんはじめ、ヒロインに殺される系嗜好者が気分を害したならごめんなさいです。
ギャルゲーにそういうジャンルがあるのは確かだし、多分今後もゲームや漫画やアニメとかにもどんどん残酷描写が増えていくんだろうけど、自分はやだなという事で。

ヤンデレよりも、鳥居みゆきが好きですわ(*ノノ)

もちろん個人の嗜好に口を出すつもりもない。人が美味い美味いと食ってるそばから、『こんな物を喜んでいるとは片腹痛いわ』などと言うのは下品な行為であって。私なら『ひと味違った美味い店(作り方)知ってるけど行く(知りたい)?』って感じにそれとなく教える。

大林宣彦さんによると、故・淀川長治さんは必ず映画を褒めた。どうしようもない映画でもどこか必ず良いところを見つけて解説したという。
そんな淀川さんでも、どうしても嫌いな映画はあったらしい。そういうとき、淀川さんはなんと言ったか。
『この映画、私には分かりません』だそうだ。『だから、分かるまで何度も何度も見ます』という。
普通の観客はそこまでしなくていい。脊髄反射で、好き・嫌いで終わっていい。ケータイ小説だろうが文学作品だろうがその人が楽しかったならそれでいい。だが、評論家を名乗るなら安易な断定は底の浅さを露呈するのみだ。
だから私も『ワンピ』『ブリーチ』『ナルト』『ハンター』『ギャルゲー』『ヤンデレ』『ひぐらし』は分からないと言うし、好きな人の気分は無意味に害しないようにしたい。分かる人にどこが面白いのか聞いて、自分も好きになりたいとさえ思う。

さて血がどばどば出たりモツを見せられても何とも思わない自分は、猟奇を求めて夜に走ろうかねぇ。