(月) 21:30 感想
今日は仕事に気持ちが乗らないので、ややタブーを書いてみるテスト。


9条どうでしょう<内田 樹、平川 克美、小田嶋 隆、町山 智浩>

あ、自分自身は右でも左でもなく、改憲論とかノーコメントで。
素人とはいえ作家業に専念したいので、そういうのに巻き込まないでね。

相変わらず町山さんのソース出しつつ明快に説明していく文章には説得力がある。てか、改憲派や護憲派の声の大きさに騙されて、その論理の正当性に疑いを向けてこなかった自分がアホなんだけど。その辺の勉強をさせてもらいました。改憲派も護憲派も必読だろうなぁ。
特に「国民」と「民族」は概念が違うよ、という事実は参考になった。一緒くたにしたからナチズムとかユーゴスラビアで民族分離主義による殺し合いが起こったんだよと。
妖怪は民俗学の範疇で、民俗学は民族(又はもっと小規模なムラ社会)にぶら下がってるものだからねえ。

為になって面白い文章は、楽しくお勉強できますねぇ。

あと町山さんも嫌韓風潮の被害に遭ってたのねぇ。そういうアホ共には、「焼き肉で銀シャリをかっこむの禁止令」出してやればいいよね。俺は両方美味しく頂くぜゲフー。


中性風呂へようこそ!<新井 祥

(↓2/19 6:50修正。違うわ!? すがや先生(1982)のが日経(1986)より先だ!!)
すがやみつる「こんにちはマイコン」を嚆矢に、石ノ森章太郎「まんが日本経済入門」、「美味しんぼ」、「ゴーマニズム宣言」などなど、大人(青年)向けの教養漫画というジャンルは(後ろ二つは賛否両論あるけど)数々の成果を上げてきた。本作は性のマイノリティ(少数派)に対する、正確な理解のための補助線となってくれるだろう。偏見は無知から来る。

作者の新井氏は半陰陽の人。女として生きてきたが、三十歳ごろからなんだか肉体が男性化(!)してきてビックリ。染色体検査で半陰陽だと判明! ……だけど、当人は至ってカラッと気持ちを切り替え、男性「寄り」で生きていく事に。
寄りと書いたのは、新井氏の認識では「性別ってグラデーション」なもので、男か女の二元論じゃないよどうやら、との事。例えば女装趣味の人は、普段は男性で女装してる時は性が女性寄りに切り替えてるという感覚だそうで。

そういった両性の間で迷いのある人々とのコミカルなやりとりを通して、楽しくお勉強できる漫画です。専門学校の先生だけあって教えるのが上手い。押しつけないというか。
読者から募った経験談を通して、その状況やFTM(女性から男性、になりたいと望む人)・MTF(逆方向ね)などの概念について自然に理解が深まります。
面白いなと思ったのが、中性的な人やオカマ、美形な男をひどく嫌う人を「70年代型キャラ作り」と提唱している点。昔は男は男「らしく」、女は女「らしく」というのがあったからねぇと。そういう世代だし、世代間で価値観違うのはお互い理解して尊重し合おうよと。

逆に今はそういう人が少なくなりハードルが下がってるのは、男性が中性的な身だしなみをするようになったからだとか。(俺をジュリーと呼べ!)
また、最近の若者が中性的で清潔感に溢れているのを見て、五〇代になった今初めて男色に目覚めるオジサンが増えたらしい。案外、ショタエロアニメや爆乳人妻+ショタちんこフィギュアが売れてるのもそうなのかもね。その辺の客層は三〇代以上だとは思うけど。

そういう自分も最近、BL小説や漫画を読んでみたりしてます。過度に男性に幻想は抱いてなくて、そこそこリアル路線。読んでてわりとときめくし、ちゃんと面白いんだよね。
……てか新井氏HPの「おすいぬ写真館」、作者が自画像そっくりだw あと巧くん美少年過ぎ。ハァハァ!

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