(土) 00:46 感想
ぬんでます。暴暴茶じゃなくてポン酒。

第58回 コーネル・ワイルド製作監督脚本主演の『裸のジャングル』は元祖アポカリプト!町山智浩
町山さんづいてますが。流石に今回は映画に愛を叫んでいたのでつい紹介。『小説では出来ない』とか言われて「なにおうー!? 俺だって小説で!」と奮起しております。

ちなみに愛を叫んだといえば「世界の中心で愛を叫んだけもの」<ハーラン・エリスン>ですが、読んだけどあんまり……。三つのシーンがある短い話だけど、これと言って面白い話には思えないけど……? 士郎正宗的な、イメージはこんこんとわき上がって他の追従を許さぬほど美しいけど、話は竜頭蛇尾っていう。
エリスンは念のため「犬と少年」も読んだ。う~~~ん、言いたいことは分かるし犬と少年のやりとりは凄い好きだけど、人にお勧めするほどではないなぁ。賞ももらって映画化してるようだけど。
「101号線の決闘」「不死鳥」「聞いていますか?」「満員御礼」「殺戮すべき多くの世界」は星新一っぽい小気味よさがあり、「眠れ、安らかに」の<睡眠者>ってのは面白いと思った。「ガラスの小鬼が砕けるように」はまぁドラッグ小説。中島らもの「永遠も半ばを過ぎて」程ではないけど、まぁ好き。
……さっきから好きとか嫌いとかしか言ってないけど、まぁ面白さがそのぐらいって事です。もしくは私の感性のほうが鈍くなっている。
自分にとってはコーマック・マッカーシーの「ザ・ロード」やカズオ・イシグロの「わたしを離さないで」でさえ薄味になるけど、好きですよ。ワンワン泣いたり感動したりするわけじゃないけど、薄味もいいものです。

色々見失っているので夏コミ三日目の同人小説や漫画の感想を。

目標は虚像<高川ヨ志ノリ
一冊一話シリーズ。百円で買えます。今見たら在庫なしでびびった。女子のファッションや虚像についてニヤリとさせる話。
最後の一冊だった廣告飽和點も、百円という一口サイズで心地いい。
一冊一話シリーズ、売り切れ多いのでまとめて一冊で読みたいなぁ!
このぐらいの短編で細々と続けられたら、小説の自分もいいなぁって思います。

恒例夏のサンタ狩り鏤々(るる)
興味惹かれるでしょ? もうタイトルだけで勝ったようなものだよね。
お金が無くて毎日古本屋に日参して養った鼻が、面白そうな匂いをかぎ取りましたよ。
そこそこ面白くて、好きです。砕けた文章だけど、ラノベ臭くなくていい。楽しい。
内容? 言うわけ無いじゃないですかニヤニヤ。買って読めばいいじゃなーい。

金貸しの銀鏤々
ヤンキーやDQNって嫌いですが、深夜や日曜の昼にミナミの帝王やってたら途中でもつい見てしまうあたくし。そのノリで買っちゃったんですが。
とにかくキャラクターがいいよね。オタク受けとか考えてない、それなのに魅力的な人物たち。彼らが金貸しという仕事をしてるだけでも、充分面白い。
ちょっと魔法のような物が出てくるんだけど、それにおんぶに抱っこをせず、さらっと流してるのが面白い。
筆者の鏤々さんの人柄が透けて見えるようで、好きです。

二人の終末<河村塔王
空の匣 雲の匣<河村塔王>
なんというか、小説の内容は特筆すべき点はない(オイ)のですが、その装丁だけで買う価値があると思わず買ってしまいました。
なんだよー小説はたいしたことないのかよーとか思われると心外ですが、そう言う話をしているのではなく、河村氏の「スタンド能力」は「装丁」なのだな、これだけで金を払う価値があるなと思った次第で。読んでも確かに「心地よかった」。
例えば自分はよく「参加スタッフや素材や演出はいいけど原作がね……くすくすくす」と幻聴が聞こえるのですが、「自分に向いている事」のスタンド能力(才能)を、自分が本当にやりたい事かどうかは別として、受け入れ、その道を邁進すればきっと幸福なのだろうなと思います。
それでも苦手だけど書くのが面白くなって、時には書きたくなくなることもあるけど、それでも原作をレベルアップさせたくてしばらく小説一本でと妄想したりするわけです。
京極夏彦に言われるまでもなく、OpenOffice.orgでレイアウトが理不尽な動作で思い通りにならずむきゃー!! ってなり、InDesignほしいとAdobe CS4の発売を待つ私ですが、河村氏のスタンド能力に触れ、多少でもセンスを磨けたなら良かったなと。

たましいくん。<おーちようこ>ちょっと好き。

青色画布<asako
小説解放区10周年記念増刊号<小説解放区
好きに自由に書いてていいなぁ。
めちゃめちゃ面白いってわけじゃないけど(汗)、いいじゃないか、小説が好きであれば。

帝国パイ投げ団 上<西比利亜(しべりあ)ん
好きです。……さっきから好きしか言ってないけど。
これもタイトル勝ちだし、文章にも引き込まれますよね。いい読書をされているようで、文体が小説寄り。ラノベっぽくなくていい。下巻も読みたい。
……あら、物書きとして活躍されているようで。尊敬しちゃうわ。しかも量書いてる。
じゃあわざとか。閉じ括弧の前に「。」を書くのは明治ぐらいの小説っぽいけど、現代だと直される点だなーとか思ったのも。

作品って「人柄」なんすかねぇ。G戦場ヘヴンズドアで言ってたけど。
私にそんな物を求められても困りますが。
WJで始まった「バクマン」、ちらっと読んだけどオサレでげんなり。
こんな事言ってるから売れないんでしょうね。死ねばいいと思っても営業スマイルぐらい出来なきゃいけないんでしょうね。