(日) 12:52 日記
「マンガ編集はこんなに面白くて、やりがいがある」-現役編集者ブログ・ラノ漫
<Interview with Webmasters>

漫画

多摩坂
 だから、私はすごく安定するんですよ。作家の何倍も安定する。だって、私は自分でマンガ書くわけじゃないから、一人で十何本とか同時に世に問える。それで当たらない方がおかしい。作家は自分の手で生むしかないわけで、すごい。
 すごいギャンブラーだと思います。私はとても怖くてできない。

3万部売れる作家とか3万部売れる作品とかやってたら誰も幸せにならないから、そもそも、そんな作家はいらない。
 3万部くらいだったら安定して売れる作家っているんですよ。でも、逆に言うと、運が良くてもせいぜい5万部、ヒットしても10万部まではいかないっていう子。私はもうそういう子はいらないって最近言ってます。

 そういう子だと思ったら、他の編集にふったりしてます。それだったら同人やってた方が幸せだし、自分が持ってても甲斐がない。

 結局みんな経済活動でやってるわけじゃないですか。食うためにその仕事をしているわけでね。そういうとこでいけば、お金が儲かれば、その作品が一次創作だろうと二次創作だろうとお金に代わりはないわけなんですね。


カードゲーム

 でもね、パクッちゃう以上、連絡と契約料を払わなきゃいけない。「だったら、やめとこうかなぁ、権利料ってバカにならない」。当面は同人ゲームとかから探すのがいい。アナログゲームはなるべく権利的なところできつくならないように盛り上げていけたらいいなぁ、と。


編集者のギャラ

でも、私の場合はもはや監督に近いんで、むしろ、監督に金出さなきゃダメでしょ。作ってるわけですから。

作家を口説き落としたり、作家に自分の望み通りの展開の原稿を描かせるっていうことができるようになった。


その他

「過去にサークルを扱って一番成功させられたと思ったのは何か」と聞かれて、「TYPEMOONの月姫、最初に押したのは私ですかね」、って言った辺りがたぶん強い。



もう、何から言えばいいか……。はー(脱力)
自分が思うとおりに作家を動かすって。作家は鵜飼いの鵜ですか?
居る居る、そう言う奴。編集者や経営者に居る。

仕事でこういう奴に出会ったことがある。金の亡者。人を物として数字で見れる奴。
そいつは確かに金持ちだった。
小遣い稼ぎに風俗店とか気軽に始める奴だった。
いつも儲け話をしていた。
iモードを「チャリンチャリン商売」、
卸売業を「右から左に流すだけで儲かる仕事」と身も蓋もなく言う。
本業は人材派遣。──そう、現代の奴隷商売だ。
ああ、確かにあんたは本質を突いてるさ。
正しいよ。この資本主義社会に於いてあんたが百パーな。

だけどな、あんたには『敬意』ってもんがねぇ。
作家や読者など、他者に対する『敬意』ってもんがな。
私はひぐらしやライトノベル等は分からないと言ったけど、一定の敬意は払うぞ。

「私はこれが分からない。だけど、これが分かる人は確かに存在している。
私はその存在することだけは認めるし、否定しない。
だがこれはこれ、私は私だ」

コミティア参加者のような、売れようが売れまいが、とんがっててウケ難かろうが、「自分は表現したいんだ!」という押さえきれない表現欲も、
恋のガーラバ!」のような、作品に対する愛もない。

私に売れる才能や運があったとしても、貴様とだけは組みたくない。