(水) 21:27 日記
黄金週間にCOMITIA88へ参加するにあたり、
新作小説「茂林寺釜」にちなんで「分福茶釜ツアー」を組みました。

前日に東京入りしてそのまま群馬県へ北上し、分福茶釜伝説の元となった茂林寺へ!!
morinji.jpg
狸グッズが有ればお土産に。サークルスペースのディスプレイになればいいな。

そのまま上野へ大返し。
日本最高峰を誇る格式の落語寄席、鈴本演芸場で落語を聴く!
suzumoto.jpg
狸関係の落語をやってるとは限らないけど。

本所七不思議『狸囃子』にも行きたいところだけど、今は跡形無く本所中学らしいし、Google mapでいいや。
……これで小説が出せなかったらかっこわるー……。


そして東京ビッグサイトでCOMITIA88!
COMITIA88.jpg
初の東京コミティアなので自分が一般参加で廻りたいぐらいなんだけど、
今回は「犬神使いと少年」「茂林寺釜」を引っ提げて行くので見てもらう側に。


できればコミティアの次の日には新宿末廣亭・昼席へと立ち寄り、
松旭斉八重子、笑福亭鶴光、桂歌丸という芸に触れたいところ。
こんなプラチナチケット、朝から並んでチケットが取れるモノなのかしら……。


茶釜と言えば、こないだの直木賞とった「利休にたずねよ」が割と面白かった。
「悼む人」は読む予定がない。「包帯クラブ」の天童荒太だし……。
利休にたずねよ<山本 兼一>
利休にたずねよ

過去へ戻っていく構成は「私の男」だし、テーマは同時期に連載されていた漫画「へうげもの」とかなり近い。正直、賞をもらったタイミングでこの小説を知った自分にとっては、目新しさはない。
だけど、それはそれとして「へうげもの」とは別解釈の『利休の侘び茶とは何か』そして『利休、またその周辺の人々』に迫る小説として楽しめる。
へうげもの<山田 芳裕>
へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (1服) (モーニングKC (1487))

へちかんさんとか、諸々のキャラクターが分かっていると、よりこの小説を楽しめるので「へうげもの」を読んでからの方がいいと思う。そもそも古田織部を主人公とする漫画のはずが、最近はすっかり利休を軸に物語が動いているし。(それは取りも直さず、織部という人間の中心にどっかり腰を下ろしているのが利休だからこそなのかもだけれども。)
「利休にたずねよ」が「へうげもの」の支えなくしては面白くないのだ、と言うより、別の角度から光を当てる事で立体的に利休に迫れるのだと思う。
漫画ならではの良さ、小説ならではの良さをそれぞれが全開で発揮している。