(月) 15:54 感想
白狗/黒猫<富田 安紀子>
白狗/黒猫 (ヤングキングコミックス)

表紙があまり良くないが、本編は線もベタもデザインも美しい紙面です。
イイ男とイイ女がそれぞれの能力を発揮し、反目しつつも尊敬し合い、つかず離れずな大人の距離感を保って麻薬事件を解決していく厚生労働省と警視庁所属の二人。
結構好きです。一巻完結っぽいけどもっと読みたかったなぁ~。

ひまわりさん<菅野 マナミ>
ひまわりさん (MFコミックス アライブシリーズ)

作者が気持ちいい空間を正直に描いたのだと思うので和みます。
ガチ百合と云うより片思いで懐いてる感じだから、作者が本当にひまわりさんが好きなのだなぁと思うし、読者も一緒に好きになれるバランスがよいですね。
ひまわりさんの服がコロコロ変わるのが楽しいです。ノベルゲームには難しく、漫画ならではの楽しみなので。

ちくたくぼんぼん 1<勝田 文>
ちくたくぼんぼん 1 (クイーンズコミックス)

レトロ好きな勝田文さんらしい、大正時代な風景を描く漫画。
こちらも好きな事描いているので素敵です。和装野郎にいちいち萌えます。
大正時代のかふぇ、サザエさんのように生け垣越しにお隣同士しゃべる距離感。
生活空間も含めて憧憬してしまいます。

ただ本作は(勝田さんにはめずらしく)「いわゆる少女漫画らしい」「心此処に有らずな」ヒロイン像なのが気になります。
核心に触れようとすると違うところを見ているような、「芯を外す」感じ。
ヒロイン邪魔になった? 一番描きたいのは三五で、三五を描くための口実な感じ。

三五と都一の野郎二人だけスピンアウトしちゃってもっと「好きな世界」に特化してしまっていいと思う。